洋菓子店・飲食店のトータルデザイン:G-planning株式会社
生活に必要なモノはもう十分に備わっている現代社会において、何のために買い物をするのかというと、モノが必要で欲しくてという欲求で買うのではなく、接してくれた店員が親切だったから買ったとか、なんかあのお店に行くと落ち着くとか、いつも新しい提案があるからとかという理由で買うという消費者が多いようです。店員が優しいからの理由で買い物をする理由には、消費者はモノより愛情を買ったわけで、お店が落ち着くからは、心の癒しを買ったわけで、使い方の提案を買った方はライフスタイルを買ったことになります。つまり、消費理由がモノそのものの魅力というよりは、心に訴えかける「感動」があったときに、お金を使いたいという気持ちになると言うことです。

そうであるならば、お店のあり方も当然変わってこなければいけないはずです。ただ単にモノを陳列するだけのお店には感動がありません。そのお店のライフスタイルにお客様が共感して初めて、そのモノを共有したくなるという心理をまずは理解することです。五感に訴えかけるお店づくりこそが「勝ち組」になる大切なポイントとなるわけです。

そこで、私たちG-planning株式会社は、どういうシーンでお金を使いたくなるのか、消費者心理を分析して、それにのっとって提案していきます。おいしそうに感じる内装の色は…、素材は…、またお客様が落ち着くテーブルの配置は…、入りたくなる入り口の演出は…と言う具合に、一つ一つ答えをみいだしていく方法で店づくりをプランニングしていくのです。
売れるお店の条件は『商品・お店・接客』の3つのバランスがとれていなければなりません。そのうちの一つだけが良くても、また、2つが良くても顧客が満足できるお店とはなりません。
私たち店舗開発企画G-planningは、上記の3つのバランスのうち、『お店』づくり関わるすべてのことをトータルプランイングしています。例えばショップデザインコセンプトづくりから始まり、店舗デザイン、ディスプレイ、販促計画、パッケージデザイン、webデザインなど、作り手の商品に対する試行錯誤のこだわりを、顧客にわかっていただけるような店舗プランニングを行います。新規オープンのお店やリニューアルをお考えの方の力強い味方となって、お店で展開する商品がより顧客のこころに印象よくインプットされるような「五感に訴えかける」シーンづくりを行っていきます。
なぜトータルにプランニングするかというと、店舗デザインはAさんに…、パッケージデザインはBさんに…、販促デザインはCさんに…という具合にいろんなデザイナーが一店舗にたずさわるとどうでしょうか?そのお店の提案しようとしているライフスタイルがバラバラになりかねない、デザインがつまりまとまりにくくなると言うことです。そうなると、顧客がうける印象もいろんなテイストが邪魔して伝わりきらないのです。そうならないためにも、店舗開発企画G-planningでは、一人のデザイナーがトータルでプランニングしていきます。
一度、そのお店の「ライフスタイル」に共感した人ならば、そこに並ぶすべての商品に、自分だけの必然性を見いだしてくれます。そのお店ののコンセプト(ライフスタイル)を気に入ってくださったお客様は、「今度はどんな素敵なモノとの出会いがあるだろう。」と期待して、再び来店してくれます。長くおつきあいできる「顧客」となっていただける可能性が高いのです。
店舗がただ時間を過ごすだけでおもしろい(ワクワクする)場所であるために、あるいは、お客様の商品を選んでいる時間をすばらしいものにするには、楽しいとか、和むとか、癒されているとかというような、心の充足感が得られることです。わざわざそこに行って時間を過ごす価値のある場所と感じるように、もっとお店の環境を積極的に演出する必要があります。
それはお客様を五感を通じてもてなすことなのです。繰り返し訪れたくなるお店は、単にモノやサービスを売ろうとしているわけではないということです。「いかにモノを効率よく売るか」を考えるより、「お客様に繰り返し足を運んでもらう」ことに気を遣うことです。